任意売却(任売)とは

 やむを得ない事情で住宅ローン滞納の結果、期限の利益を喪失した場合、金融機関等が債権を回収する手段は、競売か任意売却です。

 どちらも、ご自宅(担保不動産)を売却して、売却代金を住宅ローンの残債務に充当する方法です。

 では競売と任意売却の違いは何か?

 

競売 

 

 金融機関等の債権者の申立てにより、裁判所で強制的にご自宅(担保不動産)を売却されることです。

 

 債務者にとっての競売のデメリットは

1.一般の売買より低い金額で売却されてしまう可能性が高く、売却後も多額な債務が残る場合がある

2.債権者から競売の申立て費用も請求される

3.競落人から転居費用を出してもらえない可能性がある

4.競売に申立てられていることが近隣の人や知人に知られてしまう恐れがある

5.ご自宅の外観や室内の写真を裁判所やネット上で公開されてしまう

 以上のようなことが考えられますが、1と2に関しては、自己破産を想定している場合は、特にデメリットとはなりません。

任意売却(任売) 

 

 強制的な競売に対して、所有者自らの意思で、通常の売買と同じ方法でご自宅(担保不動産)を売却することです。

 任意売却を進めるには、金融機関等の債権者の同意が必要になりますが、競売のデメリット1に関しては、債権者側のデメリットにもなるので、ほとんどの債権者が任意売却を承諾してくれます。

 任意売却は不動産業者に依頼することになります。その業者が買主を見つけたり、債権者と抵当権抹消の交渉や転居費用捻出の交渉をしていくことになります。

 

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